Raspberry Pi 2 + Raspbianサーバ構築メモ6 Samba

ラズパイでファイルサーバを構築しました。ラズパイのSDにファイルの置き場を作ってもOSが飛んだ時にファイルの取り出しが困難なので、机の引き出しで眠っていたKINGMAX 4GBのメモリースティックを活用する事にしました(^_^)

KINGMAX?台湾の半導体メモリメーカーらしいですね。知りませんでした。本当はUSB給電タイプの大容量HDDをファイル置き場にしたかったのですが、ラズパイの電力では足りず認識しませんでした。仕方なくこのKINGMAXと言う訳です。まあ4GBもあればサイトとDBのバックアップやドキュメントくらいは問題ないかと(^_^;

ゲストログインは不可の、ユーザ及びパスワードによる共有設定方法です。

1.Sambaのインストール

# apt-get install samba

2.共有フォルダの作成

# mkdir /media/share
# chmod 770 /media/share

3.設定ファイルの編集

# vi /etc/samba/smb.conf

[global]に追加
unix charset = UTF-8
dos charset = CP932

編集
interfaces = 127.0.0.0/8 192.168.XX.XX/24

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bind interfaces only = yes

一番下に追加
[Share]
path = /media/share
writable = yes
guest ok = no
create mode = 0770
directory mode = 0770
share modes = yes
valid users = @users

4.ユーザのパスワード設定

# smbpasswd -a User

5.Userにアクセス可能グループの追加

# usermod -G users User

6.Sambaの起動

# service smbd start

7.Sambaの自動起動

# systemctl enable smbd

[/media]はUSBメモリのマウントポイントにしてあります。USB上に作成した[/media/share]のグループが[users]から変更できないので仕方なく[@users]にしました。WindowsやMacから、[\\ラズパイipアドレス\share]でアクセスしユーザとパスワードを入力すると、ディレクトリの中身が見え、ファイルを書き込む事ができました(^_^)USBメモリをラズパイから抜いてWindowsに差してもそのまま読めるようにしてあるので、万一ラズパイさんが再起不能になってもファイルはすぐに取り出せますね。

かなり雑な説明になってしまいましたが、肝は抑えたつもりです(笑)つづく。

◆構築環境
Raspberry Pi 2 Model B + 2015-11-21-raspbian-jessie
+ Samba version 4.1.17-Debian
+ KINGMAX 4GB