我が家のルータはDHCPサーバの機能はあっても、DNSサーバを個別に指定する事ができないためラズパイでDHCPサーバを構築します。このDNSサーバを指定できないと自宅サーバ群をIPで指定しなければいけない等、自宅でサーバを管理する私としては不便だったりします(^_^;
少し余談になりますが、以前メインサーバを飛ばした時に真っ先に困ったのがこのDHCPサービス機能でした。インターネットに全て繋がらなくなりましたからね(^_^;まあ冷静に固定IPにすれば良いだけの事ですが(笑)
一般的なDHCPサーバの構築はとても簡単です。
1.DHCPサーバのインストール
# apt-get install isc-dhcp-server
2.設定ファイルの編集
# vi /etc/dhcp/dhcpd.conf
(変更)
option domain-name “mplusworks.jp”;
option domain-name-servers 192.168.XX.XX;
(最終行に追記)
# ネットワークアドレスとサブネットマスク指定
subnet 192.168.XX.XX netmask 255.255.255.0 {
# デフォルトゲートウェイ指定
option routers 192.168.XX.XX;
# サブネットマスク指定
option subnet-mask 255.255.255.0;
# 貸し出すIPアドレスの範囲指定
range dynamic-bootp 192.168.XX.100 192.168.XX.200;
}
3.DHCPサーバ起動
起動の前にルータなど他にDHCPサービスが稼働していたら止めておきます。
# service isc-dhcp-server start
4.DHCPサーバ自動起動
# systemctl enable isc-dhcp-server
構築所要時間は10分ですね(^_^)DHCPサービスはネットワークに及ぼす影響大ですので、自己責任の下で慎重に行ってください。
このRaspbianサーバ構築メモも何の構築か分からなくなってきましたので、過去分も含めて少しタイトルを変更しました(笑)つづく。
◆構築環境
Raspberry Pi 2 Model B + 2015-11-21-raspbian-jessie
サーバを構築するにあたり、Server Worldさんのサイトがとても参考になります。