Surface Pro 3を分解 + SSDを外付けストレージへ

久しぶりの投稿ですが、悲しいネタです。とても大事にしていたSurface Pro 3が先日突然死にました。具体的には朝いつも通りに電源を入れるも画面は真っ暗。バッテリーランプは点灯するものの、うんともすんとも言わず。ツーボタンシャットダウンを試したり、バッテリーが放電しきるまで日をおいたりとあれこれ試しましたが何をしても駄目でした。新品購入して僅か2年のあまりに悲しい結末。故障前日までは普通に使えていたので、前兆もなくこうもあっさり逝くものなのかとショックです(^_^;

さて、私このSurfaceにちょっと大事なデータを入れてバックアップを取っていなかったという大ポカをしてしまいました。修理にだして直ったチャンちゃんという訳には行きません。修理に出す=データが綺麗に消えて返ってくる訳ですからね。意を決して汚れ傷一つ無いSurfaceにメスを投入することにしました。

デバイスの分解と言えばやはりIFIXITが頼りになります。ただSurfaceの分解は高難度なようで無傷という訳には行きそうもなく(^_^;

iOpenerを使ってディスプレイと本体をくっつけている厄介な接着剤を熱で弱めます。iOpenerは500Wで30秒加熱するのですが、我が家のレンジに500Wの設定はなく600Wで20秒加熱して使いました。

右上の隙間からピックを刺しますが、とにかく固い(^_^;力強く半ば強引に差し込んで上へ下へスライドさせて何とか片側貫通です。
※Surface向かって右下はディスプレイのフラットケーブルやICチップがあり要注意です。

iOpenerを何度かレンジでチンしながら、根気強く粘着を弱めながらあと一歩のところまできました。

ディスプレイを割ることなく無事に本体と分離できました。ディスプレイを割らなかったのは、専用保護フィルムのおかげです(^_^)
※後日電源を入れる事ができ、画面を見たら実際はヒビだらけでした(^_^;

待望の記憶装置とご対面。トルクスネジ2本で固定してあるだけなので取り外しは簡単ですね。

mSATA規格のSSDをUSBに変換するアイテムに取り付けます。

他のPCで無事認識できました。ここまでして認識しなかったらそりゃもう相当凹みますね(笑)そしてBitLockerの壁が(^_^;

マイクロソフトアカウントを使ってBitLockerの解除コードを手に入れデータ救出、ミッションコンプリート!

しかしながら僅か2年でこの現実はちょっと痛い、痛すぎる(>_<)

故障の原因は電源周りと想像しておりますが、デスクトップPC並みのヘビーユーズが早期の故障に繋がったのかもしれませんね(^_^;

※当記事はあくまでデータを取り出す事を目的にしています。