ZOTAC ION GT218ファン異音修理

自己満足な話です(^_^)タンスの引き出しで眠っていた古いグラボ、その名も「ZOTAC ION GT218」。

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PCI-Express x1で動く珍しいグラボですが、その価値は二束三文と言ったところ(^_^;ちょっとこれをHP ML110で使いたくなったのですが、このグラボの型番通りIONならぬ異音が激しくてタンス行きになったという訳です。ファン異音さえなければこいつはまだまだ現役で頑張れる筈だと思い、異音対策をしてみました。

まずは異音の原因を特定するため、グラボからファンを取り外してみます。

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ジャンプワイヤを取り付け異音の特定作業を行いやすいようにします。

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グラボをPCに取り付け、電源を入れます。

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ファンがくるくる回りだしました。人差し指でファンの土台を支えてみると、思ったより静かです。原因を探っていくとどうやらファンをネジでグラボに固定した時になぜか音が激しくなるようでした。勿論ファンとネジとの干渉はありません。ちょいとやっつけですが、ネジではなく、車のダッシュボードなどに使う強力な両面テープでファンを取り付けてみます。

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取り付け後はこんな感じで全く分かりません。

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グラボをPC本体に取り付けて電源をいれます。

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何と言う事でしょう!とても静かになりました!!正直ここまで上手く行くとは思っていませんでした(笑)今回の影の功労者であるML115 G1君も紹介します。

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電源を入れたのは数年ぶりです。電源は入るけど、画面は真っ暗で使い物にならず部品取りとして保管しておいたML115が今回役に立ちました。グラボの電源供給をML115のPCI Express x8から取り、ファン異音修理の検証を簡単に行う事ができました(^_^)物は使いようですね。

<追記 2015/12/20>

一晩寝かせたら見事に異音が復活しておりました凹〇ファンとモーターの間の隙間がぐらつきを生んで音が鳴るというのが根本原因でしたので、ファンの羽の一つに重りを付け、ぐらつきを遠心力で打ち消してみました。今のところ問題ないようですが、しばらくはML115で検証です(^_^;