私の中でIoT(Internet of Things)と呼べるアイテムはこういうのです(^_^)どこかの単なるゆるキャラオブジェではなく、Toymail社が開発したボイスメッセンジャーのMailman。もう随分と前になりますが、アメリカのKICKSTARTERで通ったプロジェクト。このMailmanはWi-Fiを介して独自にインターネットに繋がりToymail社のクラウドサーバにデータを取得してスマホとボイスメールをやり取りするアイテムです。
見た目がかわいいのとIoTデバイスは守備範囲と言う事もあり1つ買ってみました。
このMailmanには種類がたくさんあり、この子の名はRochester。材質はややゴムっぽいプラスチック。そして背面。
矢がボタンになっており、鏃(やじり)ボタンがボイスメール再生、矢羽ボタンがボイス録音&送信となっています。次は底面。
底面の蓋を外して単三電池4本セットします。後ろ脚にLEDとセンサーが付いています。さて、このセンサーがちょっと面白いんです(^_^)
写真のようにMailmanを置き、iPhoneアプリ画面から光のフラッシングでWi-Fi等の設定情報をRochesterに伝えるのです。
設定が上手く反映されると次へ進めます。アプリ上でもRochesterが表示されました(^_^)
早速試用してみましたが、ゆる~くボイスメールのやり取りをするのには適しています。この商品はイメージ通り、小さなお子さんと親御さんとのやり取りが一番マッチした使い道だと思うのですが、緩いやり取りを好む方であればどなたでも大丈夫です(笑)
短時間試用した限りでの留意点をまとめると、
・Facebookアカウントか、Toymail社のアカウントを作る必要がある。
・1ヵ月に50MB(ボイスデータ量)まで無料。超える分は課金で送受信可能。
・午前8時~午後8時の間、7分間隔で新着確認。
・ボイスデータはクラウド上に保管される。
・アプリは日本語サポートされているが、アラートなどは英語。人間サポートも恐らく英語。
・取説は英語、機器が話す言語も英語。
・ITに疎いと初期設定が難しいかも。
・アプリの操作性はあまり宜しくない。具体的にはボタンなどの反応が悪い。
こうして書いてみるとネガティブな要素が多い事は確か(^_^;日本語訳でちょっと気になる画面があったのですが、
「したお…」って(笑)う~ん、この商品ちょっと扱いにくいなぁ(^_^;