毎日コロナウイルス関連のニュースが報道されているけど、横文字が多くて何をいっているのか分からない(^_^;
知らないとニュースを理解できなかったり、恥をかいてしまうなんて事もあるかと思うので、私自身のためにもよく聞く用語と意味を分かりやすく簡潔にまとめてみました。
※ネットで調べた事と自身の認識が混ざっています。間違っている可能性もあり、あくまで参考にご覧ください。
もくじ
新型コロナウイルス(COVID-19)
人に感染するコロナウイルスには種類があり、2019年末頃から中国の武漢市で出現したコロナウイルスで7種類目。これを新型コロナウイルスと呼んでいる。実は風邪もその内の一つ。現時点では特効薬みたいなものがなく、感染すると人によって症状はまちまちだが、世界で多数の死者が出ているように、風邪より症状は遥かに深刻である。インフルエンザとはウイルス違いであり、今回のコロナウイルスの正式な病名はCOVID-19と名付けられている。
●厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q1
PCR検査
新型コロナウイル感染症の陰性、陽性、つまり感染の有無を確認する事ができる検査。PCR法という遺伝子を使った検査方法である。現状では検査を受けたいと言ってもほいほい受けられるものでもない。PCR検査キットなるものもある。
ソーシャルディスタンス(社会的距離)
「ソーシャル」は「社会的な」、「ディスタンス」は「距離」という日本語をそのままに社会的距離と訳せるが、感染症の拡大を薬品に頼らず抑止するための戦略的手段の事。人から人への感染を抑止するためにも、約2メートル程の距離を保つように言われている。しかし動物への感染も確認されている事から、飼い犬や猫などにも注意が必要だと思うがこれ如何に。
ロックダウン(都市封鎖)
ロックダウンと言う言葉は、本来色んな意味を持っているみたいだが、コロナウイルス関連でのロックダウンとは都市封鎖、つまり緊急時の安全確保のために都市や公共施設など外部との出入りを規制したり隔離したりする事。
WHO(世界保健機関)
本部をスイスのジュネーブに置く国際連合機関。WHOの主な役割は、国連のシステムの中で国際的な健康を管理することと、グローバルな健康への対応においてパートナーをリードすること、だそうです。テドロス・アダノム(エチオピア)さんが機関のトップであるが、新型コロナウイルス騒動で渦中の人物でもある。
パンデミック
感染症などの病気が世界的な大流行になった事を表す言葉。WHO(世界保健機関)がパンデミックの宣言をしている。
特別措置法(特措法)
2020年3月に改正した「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の事であり、特措法と略される。名前にインフルエンザが入るが、新型コロナウイルス感染症にも適用された。感染症の対策を強化して、国民の生命や健康を保護、生活や経済への影響を最小にするための法律で、これによって国は緊急事態宣言を出すことができた。
緊急事態宣言
新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受けて、人や企業への行動規制を行うために国が法令に基づいて発令する。国が規制の規範を定め、宣言を出された都市のトップが規制の詳細を煮詰めて発表する。不要不急の外出を避けよ、特定の業態の店を閉めよ、など強制ではないが、従うのが一般的なところ。愛知県や岐阜県など独自で緊急事態宣言や非常事態宣言の呼称で出している。
アベノマスク
安倍首相が全世帯に向けて布マスクを2枚配る事を揶揄した表現でアベノマスクと呼ばれ始めた。安倍首相の景気に因んだアベノミクスと言う言葉からきている。布マスクの配布に400億円以上使われる事や、そもそも2枚では足らないなどの批判があり、皮肉的に使われている。
医療崩壊
病院が受け入れ可能な病床数(ベット数)や薬品などの物資、現場を支えるスタッフの数を新型コロナウイルス感染者の数が上回ってしまうとにっちもさっちもいかない状況に。これがいわゆる医療崩壊である。
自粛要請
新型コロナウイルス感染症を広めないために、個人や企業に対して行動の抑制を求める要請であり、強制力はない。
STAY HOME
直訳すると「家に滞在しなさい」という意味で、優しく言うと「お家にいよう」って事ですね。Stay at homeもありますが同じ意味で使われています。
オーバーシュート(アウトブレイク)
オーバーシュートは度を越す、行き過ぎるの意味の通り、新型コロナウイルス感染者の爆発的な急増を指す言葉。オーバーシュートすると医療崩壊が現実的になってしまうので、外出規制で相手にうつさない、感染しない事が求められる。また感染症の著しい増加を指す意味のアウトブレイクという言葉も使われる。
クラスター
クラスターは集団や群れと言う言葉の意味を持っており、新型コロナウイルスの集団感染を指す言葉。「○○でクラスターが発生した」などとニュースで良く聞く言葉である。
アビガン
抗インフルエンザウイルス薬にアビガンと言う薬があり、これが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬として期待されている。富士フイルム株式会社が臨床第II相試験(薬が世に出回るための長い試験その2)を開始した。富士フイルムはあのカメラ企業で、現在は知る人も多いかと思いますが、お薬も開発していたんですね。
レムデシビル
アビガンと並んで新型コロナウイルス感染症の治療薬として期待されている抗ウイルス薬。エボラ出血熱の治療薬でもある。レムデシビルはアメリカの大手製薬会社が開発している。2020年5月現在、アビガンとレムデシビルが本来の承認プロセスを大幅に短縮して薬事承認されようとしている。
テレワーク
「テレ」は「遠隔」という意味があり、ワークを付けて「遠隔で仕事をする」事を指す言葉である。テレワークができる業種、できない業種があるので、足並みを揃えてテレワークを実施するのは不可能でしょう。テレワークができるのに、テレワークさせてくれない企業は、、、ブラックかもしれませんね。
3密(さんみつ)
密閉空間(
●厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobou/index_00013.html
マスクの転売
新型コロナウイルス感染症が流行り出してマスクの入手が困難な時に、ネットオークションやネットショップ系で常識の範囲を超えた高い金額でマスクの転売が行われた。手口が悪質なものも多く、企業が独自で転売規制を行ったり、2020年3月の政令で国民生活安定緊急措置法に基づきマスクの転売を禁止して、これを行った違反者に刑罰が科せられるようになった。
アフターコロナ
新型コロナウイルス騒動終息後の世界。まだ新型コロナウイルス騒動の終わりは見えていませんが、いつかは終息を迎える訳で。その後何事もなかったかのようにコロナ騒動前の日常には戻れないでしょう。あまり考えたくはないですが、日本も含めて世界経済が混沌とするかもしれませんね。
名古屋飛ばし
その昔、首都圏、中京圏、近畿圏で行われた大きなイベントにおいて、中京圏の大都市である名古屋又はその周辺地域でイベントが開催されずに、新幹線も名古屋を通過した事があるとか。そこから「名古屋飛ばし」という俗語が生まれた。新型コロナウイルス感染症において、国から緊急事態宣言が7都府県に出されたが、既に感染者数が多かった愛知県が含まれなかった事に対して「名古屋飛ばし」と表現された。
コロナ離婚
新型コロナウイルスに感染して離婚という事ではなく、例えば外出規制によって夫が家にいる事をストレスに感じる妻など、新型コロナウイル騒動に起因した離婚。「亭主元気で留守が良い」なんて言葉もあるように、ある程度の距離感が大事なのかな(^_^;海外ではDV(配偶者暴力)が増えているとかで、本当に悲しい事ですね。
コロナ禍(ころなか)
コロナ禍(ころなか)とは、禍の字のごとくコロナが招いたわざわいを現す言葉。新型コロナウイルス感染症によって、大きくは経済活動が停滞して企業倒産や失業が増えたり、小さくはトイレットペーパーやマスクが買えなかったり、このような状況をコロナ禍と言います。しかし「禍を転じて福と為す」と言う言葉もあるように、コロナ特需やテレワークの普及、排気ガス減少による地球環境が改善したりとコロナ福なんて言葉も出てくるのかな?
まとめ
今後もコロナウイルス関連で新たな言葉が出てきた時に更新する予定です。