次はDNSサーバ構築と言っておきながら、このRP2でAdafruit PiTFT – 2.8″ Touchscreen Displayが動くのか気になってしまったので寄り道します(^_^)
Adafruit公式には”works perfectly fine with the Pi 2″と書いてあるので問題なく動作する筈ですが、GPIOのピン配置がRP1 Model Bから変わっています。
画像の黄色の枠のGPIO番号配列は同じですので、上からPiTFTを差し込んで電源を入れます。
無事に通電しました。後は公式の手順通りに作業を進めます。途中途中でファイルの編集がありますが、編集内容は公式をご確認ください。
$ sudo su –
# curl -SLs https://apt.adafruit.com/add-pin | bash
# apt-get install raspberrypi-bootloader
# vi /boot/config.txt
# reboot
通電時の白画面から、黒画面になって復活です。
# mv /usr/share/X11/xorg.conf.d/99-fbturbo.conf ~
# export FRAMEBUFFER=/dev/fb1
# startx
画面が来ました!続いてタッチスクリーンを認識させます。
# vi /etc/modules
# mkdir /etc/X11/xorg.conf.d
# vi /etc/X11/xorg.conf.d/99-calibration.conf
# FRAMEBUFFER=/dev/fb1 startx
無事に動作しました。タッチスクリーンのキャリブレーションは割愛します。最後はブート時にコンソール上でコマンドラインが確認できるように設定します。
# /boot/cmdline.txt
# dpkg-reconfigure console-setup
# raspi-config(オリジナル)
[3 Boot Options] → [B2 Console Autologin]
※ブート中にコマンドラインが消える場合の対策です。
# reboot
これで画面が無いラズパイの弱点である生死について目で見て分かるようになりました(笑)ラズパイサーバ管理者としてPiTFTはとても重宝しています(^_^)つづく。
◆構築環境
Raspberry Pi 2 Model B + 2015-11-21-raspbian-jessie