Fedora 21アップグレードの悲劇

Fedoraで自宅サーバを運用中です。そこそこサービスを稼働させておりますので、ダウンさせたらそりゃもう大変です。はい、やらかしてしまいました(笑)

Fedora 21のサポートが今月頭(2015/12/1)で終わっていた事を知り急遽アップグレードを行ったのが悲劇の始まりでした。アップグレードのためのコマンドを叩きます。

# fedup –network 22
Failed loading plugin: system_upgrade
Traceback (most recent call last):
File “/usr/bin/dnf”, line 36, in
 (pythonで書かれたプログラムのエラーが続々)
TypeError: must be type, not None

エラーが出てアップグレードできません。こんなエラー如きで諦めていたらサーバ管理者は務まらないと言う事で原因(※)を探り再度トライ。

# env LANG=C dnf clean all && env LANG=C dnf -y update
# env LANG=C fedup –network 22
※環境変数[LANG]が[ja_JP.UTF-8]である事がまずかったみたいです。

この情報だけでも公開の価値があるかも?と考えつつ悲劇のトリガを引きます。

# dnf system-upgrade reboot

アップグレードが始まらない。それどころかブート中に落ちて再起動、またブート中に・・・を延々と繰り返します。ブートローダに表示される何を選択しても駄目。レスキューも同じ。これはもしかしてカ、カーネルパニックですか?インストールディスクのレスキューモードで起動を試みます。ドライブも正常にマウントできたみたいでデータは無事。しかしここからの復旧方法が分かりません(^_^;LINUXのトラブルは千差万別、同様の事例はネットでもそうそう見つかるものではありません。

ここは直感です(笑)ルート直下にある「system-update」というシンボリックリンクが怪しい。こいつをレスキューモードから適当な名前にリネームしていざ起動!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

それにしてもサーバの復旧作業は本当に疲れます(^_^;本日の14:30から16:30までの2時間程止めてしまいました。BCP的に用意しているラズパイサーバも構築中でしたので、今回は本当に焦りました。自宅サーバだからと言って油断しては駄目ですね。反省(>_<)